カーリースに審査は不要?審査基準と通過しやすくする方法

審査基準と通過しやすくする方法

短期間だけカーリースを利用したい方に向けて、審査についてご紹介していきます。
カーリースの利用について「審査不要の会社はあるの?」「審査に通らないかも…」と疑問をお持ちの方は少なくありません。
カーリースでは審査が不要になることはほとんどないでしょう。

そこで今回の記事では、審査基準や審査に落ちた場合の対処法、通りやすくするための方法について解説します。
参考にしていただければカーリース利用に際して、審査に通りやすくなるためのポイントがわかるはずです。

カーリースは審査不要で借りられる?

カーリースを利用するには、たとえ短期間でも審査不要とはなりません。
カーリースでは月単位契約であろうと、7年契約であろうと、基本的に利用するために審査を受ける必要があります。
なぜなら審査を行わなければ、リース契約の後、料金を支払ってもらえないことがあるためです。
そのため利用前に審査を行い、料金未払いの可能性がないかを確認します。

基本的に、審査なしで利用できるカーリースはありません。
しかし審査の基準はカーリース業者によって変わります
つまり「審査に通りやすい業者」「審査に通りにくい厳しい業者」が存在します。
もし審査に通らないかもしれないとの不安がある方は、審査に通りやすい業者を選ぶのがおすすめです。

カーリースの審査基準

それではカーリースを利用するための審査基準とはどのようなポイントから行われるのでしょうか?
一般的なカーリースの審査基準についてご紹介していきます。

審査基準1:職業

審査基準のひとつめは「職業」です。
利用する方の職業は、収入の安定性をはかるために重要な確認項目となります。
フリーターの方や自営業・個人事業主の方は収入が不安定であるため、審査では不利になることが多いでしょう。
たとえ高収入を得ていたとしても、派遣社員の方であれば契約打ち切りの可能性があるため同じく不利になります。
安定した収入を長期にわたって得られる職業であるかどうかが、審査の際の確認ポイントです。

つまり公務員や正社員であれば、収入が安定した職業であると判断され審査に通りやすくなります。
ご自身の職業は簡単に変えられるものではありません。
しかし職業がリースの際の審査基準のひとつとなっていることを知っておいてください。
そして不利になりがちな職業についている方は、その他の審査基準でカバーできるようにしましょう。

審査基準2:勤続年数

審査基準のふたつめとしてご紹介するのは、勤続年数です。
勤続年数は収入の安定性を左右する項目のひとつとなります。
たとえば正社員で高収入を得ていたとしても、入社1年目の方であればその後、転職してしまう可能性が高いでしょう。
カーリース契約後に転職してしまえば、収入の安定性を重視した審査の意味が薄くなってしまいます。

そのため勤続年数が長いほうが審査において有利です。
公務員や正社員として勤務しており、転職を行っていない方は審査に通りやすいと言えます。
もし転職してすぐの方であれば、勤続年数の短さによって審査に通らないかもしれません。

審査基準3:信用情報

職業や収入以外で重要視されるのが信用情報です。
信用情報とは信用情報機関を通して、金融機関間で共有されている個人の返済に関する情報のことを指します。
信用情報機関にはローン返済の未払い情報や遅延状況などが記録されます。
そのため過去に返済を滞らせたことがある方は、信用情報照会において審査に通らない可能性があると言えるでしょう。

ただし未払いや返済遅延に関する情報は、借入契約が終了してから5年以内に抹消されます[1]。
全国銀行個人信用情報センターでは、返済状況の登録は5年を超えないこととされているためです[1]。
過去に返済関連の事故を起こしたことがあっても、事故があった契約が終了して5年が経っていれば信用情報に支障はないでしょう。
しかし直近で返済事故がある場合は、カーリース会社にも情報が提供され、審査に通過できないかもしれません。

審査基準4:年収

続いての審査基準となるのは年収です。
年収は収入の安定性とともに、返済できるかどうかをはかるための大切な要素となります。
しかし年収の基準はそれほど厳しくありません。
200万円以上あれば、審査に通りにくくなることはないはずです。

年収200万円以下の方であっても、保証人や担保を用意できれば審査に通過できる可能性は高まります。
年収は審査基準のひとつの要素ではあります。
しかし年収が低くてもカーリースを利用できることはあるため、ぜひ審査を申し込んでみてください。

審査基準5:借入状況

続いてご紹介するカーリースの審査基準は、借入状況についてです。
他社でローンや借入がある場合、カーリース料金の支払いが難しいと判断されることがあります。

審査通過が難しくなるのは、複数のローンを利用している場合、月額料金や税金の未払いがある場合などです。
未払いがなかったとしても、高額のローンを組んでいる場合も審査通過が難しくなるでしょう。
カーリースの利用には毎月、料金の支払いが必要です。
収入に対して無理のない借入を行い、カーリースが利用できる余剰資金を残すことも大切となります。

審査基準6:その他

カーリースの審査基準には、ご紹介してきたポイント以外でも確認される事項があります。
たとえば自宅の形態や年齢などです。
持ち家は資産とみなされますが、賃貸住宅に住んでいる場合は支払いが難しくなるのではないかと思われることがあります。
賃貸支出は収入の1/3までが適切だと言われているため、1/3を超過している場合は審査通過が難しいかもしれません。
また高齢であったり、未成年の学生であったりする場合も同様です。

カーリースの審査はいずれの項目においても、確認されるのは「リース料金を支払ってもらえるかどうか」に尽きます。
年齢的や住居の関係で、支払いが滞る可能性がある場合は審査に悪影響を及ぼします。
年収や返済状況以外の要素も影響を及ぼすかもしれないことを知っておいてください。

カーリースの審査に通過するポイント

短期間の利用でも、カーリースでは審査が不要となることはありません。
審査に通過するには、どのようにすれば良いのでしょうか?
もし審査通過に不安がある場合は、次の4つのポイントを意識しながらカーリースを利用してください。

ポイント①月々の支払額を無理のない範囲に設定する

まずはカーリースで毎月かかる支払額を、収入に対して無理のない範囲で設定することを心がけましょう。
カーリースで用意されている車は、車種やグレードによって毎月の料金が変わります。
グレードの高い車であれば高く、低い車種であればリーズナブルな金額で利用できるのが基本です。
もし審査通過に不安があるようであれば、できる限り料金を抑えられる車種を選ぶことがポイントとなります。

カーリース利用時の審査に通りやすくなる支払額は、すべてのローンやリース料金が年収に対して30~35%程度であることです。
他社でローンを利用しているなら、他社の分とカーリースの支払額を30%程度に抑えられるように車種を選びましょう
住宅ローンはもちろん、カードを利用したクレジットローンも含めた金額で計算してください。
カーリース利用前にあらかじめ計算しておけば、ご自身にとって無理のない負担となる車種を選ぶことにもつながります。
ローンや借入の返済にあたる金額が年間どのくらいになるのか計算し、無理のない範囲で車をリースすることが大切です。

ポイント②料金支払いの滞納を解消しておく

審査に通るには、料金の滞納を解消しておくのも大切なポイントとなります。
支払い遅延や滞納があると、審査の際に不利になることは間違いありません。
たとえば次のような支払いは滞りなく済ませられているでしょうか?

【支払い一例】

  • 携帯電話の利用料金
  • クレジットローンの返済
  • 消費者金融からの借入に対する返済
  • 金融機関でのローンによる借入への返済
  • 各種税金の支払い

金融機関や消費者金融だけでなく、携帯電話会社への毎月の支払いも信用情報機関に登録されます。
いつ、どのような遅延・未払いがあったかすぐに確認できるシステムとなっているため、滞納はすべて解消しておきましょう。
滞納がある状態では、審査に通過するのは難しいと考えられます。
思い当たる節のある方は、カーリース利用前に未払い・滞納を解消してから審査に臨んでください。

ポイント③信用情報を確認しておく

自分が審査に通過できるかどうかは、カーリース利用前の信用情報確認によってあらかじめ知れます。
信用情報は一般に開示できる情報であり、申請を行えば自分の信用情報を見られるようになっているためです。
信用情報を確認する場合、次のような方法で申請を行いましょう。

申請する場所 手数料 必要書類
CIC 窓口:500円
郵送・インターネット:1,000円
  • 本人確認書
  • 信用情報開示申込
  • 定額小為替証書など
JICC 窓口:500円
郵送・スマートフォン:1,000円
  • 本人確認書
  • 信用情報開示申込
  • クレジットカードでの手数料支払票
KSC 郵送:1,124~1,200円
  • 本人確認書
  • 信用情報開示請求申込
  • 本人開示手続き利用券
インターネット 1,000円
  • マイナンバーまたは写真つき本人確認書類

手数料が必要とはなりますが、4つの方法にて信用情報を確認できます。
CICやJICCでは窓口や郵送、インターネットで申請が行え、インターネット経由であれば窓口に出向く必要もありません。
ただしそれぞれで本人確認や申込書などの書類が必要です。
あらかじめ書類の準備が必要なことを知っておいてください。

信用情報は普段は目には見えないものですが、開示申請を行えばご自身でも確認できます。
もしカーリース利用の審査に不安があれば、信用情報を確認しておくことも方法のひとつでしょう。

ポイント④料金が安いカーリースを探す

カーリースの審査に通過するには、カーリースの料金が安い業者を選ぶことも重要なポイントとなります。
たとえば毎月の最低利用金額が3,000円の業者と10,000円の業者では、利用者への金銭的負担は大きく変わるはずです。
料金が安いカーリース業者であれば支払いの負担を抑えられるとともに、審査にも通過しやすくなるでしょう。

カーリースの利用料金は業者によりさまざまです。
業者で用意している車種によっても変わります。
できる限り多くのカーリース業者を比較して、できる限り料金の安い業者を選びましょう。
すると審査にも通りやすくなるはずです。

審査に通過しにくい方の特徴

カーリースを利用したい場合でも、審査を通過できないこともあります。
審査に通過しにくい方にはいくつかの特徴があるので、申し込む前にどのような方が審査に通過しにくいのか確認しておきましょう。

【特徴】

  • 収入が不安定な仕事に就いている方
  • ローンの返済・未払いがある方
  • ランクの高い車種を選んだ方
  • 頭金を準備できない方
  • 保証人・担保を準備できない方

カーリースの審査では支払い能力を重視されるため、収入が不安定な仕事に就いている場合は通りにくくなります。
収入が安定していたとしても、ローンの返済や未払いがある方も同様です。
またランクの高い車種を選ぶと、収入に対する支払金額の比率が高くなるため、審査に通りにくくなるでしょう。

ただし頭金や保証人、担保を準備できれば、審査に通る可能性は高くなります。
いずれも準備できなければ、審査通過が難しくなると知っておいてください。
カーリース利用時の審査は、ローンや借入時の審査と同等のものです。
信用情報や収入に問題がある以上のような場合、通過できなくなることも考えられます。

審査に通らなかった場合の対処法

「カーリースを利用したい…」と考えても、審査に通過できないことはありえます。
それでは審査に通過できなかった場合は、どのように対処すればよいのでしょうか?
4つの対処法があるため、もし審査に通過できなかった場合は次のような方法を試してみてください。

方法①審査に落ちた原因を突き止める

対処するためにはまず、審査に落ちた原因を知ることから始めましょう。
原因がわかれば対処しやすくなります。
未払いが原因であれば未払い分を支払ってから、再審査を受ければ通過できる可能性が高まります。
職業や年収が原因であればすぐに解消できません。
しかしその他の項目が原因であれば、対処できる可能性も残されています。

審査に落ちた原因がわかり解消できるようであれば、再度カーリースの審査を受けてみてください。次は通るかもしれません。
そのためにはまず、審査に落ちた原因を知りましょう。

方法②連帯保証人を見つける

もし1回目の審査に落ちたとしても、連帯保証人を用意すれば審査に通過できる可能性は高まります。
収入が不安定であったり、年収が低かったりすると審査に落ちることが多くなります。
しかし収入の安定した保証人がいれば、万が一の未払いがあったとしても、保証人に料金の支払いを請求できるためです。
未成年の学生の方や勤続年数が短い方、信用情報に問題がある方がカーリースを利用するときにも良い方法と言えます。

ただし連帯保証人にはいくつかの条件が課されます。
次のような条件を備えていない場合、連帯保証人として申し込めないことがあるため注意しましょう。

【条件】

  • 成人していること
  • 正社員などで働いており安定した収入源があること
  • 勤続年数が1年未満でないこと
  • ある程度の年収があること
  • 税金の滞納がないこと
  • 反社会勢力との関係がないこと

親族や両親を連帯保証人にする方が多いものです。
しかし年金で生活している無職の方などは連帯保証人として申し込めません。
また連帯保証人つきの申込みに対応していないカーリース会社もあります。

連帯保証人つきの契約に対応しており、上記の条件を満たす方が連帯保証人になってくれる場合、ほぼ審査に通過できるはずです。
審査に落ちてしまった方は、連帯保証人となってくれる方を探してみてはいかがでしょうか。

方法③車種やデザインにこだわらない

車種やデザインにこだわらず、費用が抑えられる車種を選ぶことも方法のひとつです。
審査では「収入に対するリース料金の割合」のバランスによって、審査に通過できないこともあります。
たとえば年収が低いにも関わらず、グレードの高い高級車を選ぶなどの例があげられるでしょう。

審査に落ちてしまっても、もしかするとコストのかからない車種を選べばカーリースを利用できるかもしれません。
初回の審査で高いグレードの車種を選んだ方は、グレードを下げてもう一度審査を受けてみてください。

方法④カーリース会社を変える

カーリース会社を変えるのも効果的な方法です。
最初に解説したように、審査基準はカーリース会社によって違います。
基準がゆるいカーリース会社なら、同じ条件でも審査落ちを避けられるかもしれません。
信用情報上の問題もなく、他社からのローンなどもなく、収入の安定性もある方が審査に落ちた場合は、会社を変えてみましょう。
次の審査では問題なく通過できる可能性があります。
2回目の審査を受ける際には、審査基準がゆるいカーリース会社をあらかじめ調べておくと効率的です。

カーリースの審査を申し込む際の注意点

審査不要のカーリースはないため、審査は必ず受けることになります。
そこでカーリースの審査を申し込む際の注意点について見ていきましょう。
次の2つのポイントは申込みで後悔しないために必要となるため、申込みの際に必ず忘れないようにしてください。

注意点①虚偽の申告を避ける

カーリースの審査を申し込む際に、虚偽の申告を行わないようにしましょう。
虚偽の申告を行うと信用が失われます。
正確に申告をしていれば通過できた審査でも、落ちてしまう可能性が高くなります。
職業・年収・勤続年数・ローンの履歴など、すべてのことを正確に申告してください。
審査では正確さが求められるため、虚偽の申告は避けなければなりません。

注意点②自分に合ったカーリースのプランを選ぶ

自分に合ったプランでカーリースを申し込むことも注意点のひとつです。
先に解説したとおり、カーリースのプランは審査の結果に影響を与えます。
料金の高いプランに申し込めば、年収に対して支払いの割合が高くなるため審査に通過しにくくなるためです。
年収を計算して、ご自身で無理なく支払えるプランの車種を選ぶようにしましょう。

カーリースに限らずローン全般で言えることですが、年収の30%以内であれば支払いが滞る可能性は低いと考えられています。
年収300万円の方であれば、支払いを年間で90万円以内に抑えられれば審査に通過しやすくなるはずです。
ただしもちろん、リース料金を抑えれば抑えるほど通過しやすくなります。
ご自身の年収と車種の希望と、2つのバランスを考えながらプランを決めることが大切です。

カーリースで審査不要となることはない!落ちた場合は対処法を試してみて

いかがでしたでしょうか?
この記事を読んでいただくことで、カーリースで審査不要とはならないことがご理解いただけたと思います。
カーリースには審査がつきものです。
審査に落ちてしまうこともあるでしょう。
しかしカーリース会社を変えたり、連帯保証人を用意したりすれば利用できるかもしれません。

ニコリース」では、全国の信頼できるカーリース会社を多数ご紹介しています。
もし1回目の審査に落ちてしまった場合でも、ご紹介しているカーリース会社であれば審査に通過できる可能性もあるでしょう。
ぜひお近くのカーリース会社を検索して、審査に申し込んでみてください。

[1]

参照:日本政策金融公庫:(PDF)(※)個人信用情報機関及びその加盟会員による個人情報の利用・提供

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